誰もが簡単に操作できることを実感
現場の方々の声はどんなものでしたか?
中村課長様:
現場の人たちにはとても好評ですね。普段、実際に操作するのは一人なのですが、操作できる人員は現在5名ほどいます。皆、思った以上に使いやすいとか、体力を使わないので結果的に作業の危険性がなくなったとか、いろいろな形で好影響が出ています。
操作の手順書を作ったので、今後、新たに操作に関わる人がいたとしても、誰もが簡単にできるようになると思います。
村上社長様:
新スリッター機よりもラクラクハンドの方が導入時期が早かったので、オペレーションに慣れる時間も十分にとれました。おかげで、万全の体制で新スリッター機を迎えることができて、その分作業効率も上がったと思います。
それから、ラクラクハンド導入の際に、当社の社内報でも記事を掲載させていただきました。
できるからこそ高まる期待と要望
運用後のサポートはいかがですか? また今後の課題はありますか?
中村課長様:
担当営業さんに何度か来ていただいて、その際に見てもらっていますが、今のところは特にトラブルもなく、問題なく稼働しています。安全性に関してもとても重視して設計されているので、皆安心して作業できていると思います。
村上社長様:
ラクラクハンドで、もっとこうできたらいいなという点でいくつか。たとえば当社の場合ですと、梱包後にバンド掛けができないか?とか、現状数十kg〜100kg程度が対象ではあるけれど100kg以上の重量物にも対応できないか?とかの要望というか、意見はありますね。
(アイコクアルファ担当営業:今後の技術的な課題ということで、解決方法を探るという形で対応させていただきます。)
未来へ躍進するためにこだわり続ける
ものづくりへのこだわりについて、どうお考えですか?
村上社長様:
当社の理念として「パートナーと共に未来へ躍進する」というものを掲げています。この業界はニッチではありますが、私たちはとても多くのお客様とお付き合いがあります。その分、加工方法や梱包方法、種類も非常に多い。そして、業界的には1つの得意先に対して加工業者1社という体制が主なのですが、私たちは幅広く様々なお客様に対応していきたい、どんな要望にもお応えしたいというのが経営哲学です。そのためには対応力を高めていかなくてはならない。毎回毎回、異なるオーダーが来るたびに皆で知恵を絞り、解決策を考えています。時にはしんどいな…ということもありますが、「ここを何とかするのが私らちゃうの!」という気持ちでやっていますね。
品質向上においては、いかにヒューマンエラーを減らすかを重視しています。各種データの画像認識や製品ラベルの自動入力化、加工後のスリット幅をデジタル計測しBluetoothで飛ばして確認するなど、現場のIoT化を進めています。社内でITエンジニアが5名おり、現場の作業員やオペレータがいかにミスなく仕事ができるようになるか、日々考えてくれています。
業務改善、安心できて働きやすい職場づくりのためにも、様々な施策を行っています。たとえば工場の冷房設置、安全意識の向上や作業効率化のための各種講習受講、託児所設置など、良いと思うものは取り入れていますね。アイコクアルファさんの経営理念の絵本(リュックの中の宝物)も、わかりやすく伝えるという点で大いに参考になると思いますので、当社でも真似てみようかなと考えている最中です。
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