オーダー

アーム切削仕上加工では、重筋対策の一環でラクラクハンドを使用して長尺CNC加工機にアームをセットしていました。 長尺CNC加工機の更新に伴い、加工ベットが大きくなるので従来機では作業性が悪化する事を懸念し、アームのセット性の改善を含めて改善対応を要請。 特に、「アームをセットする際、アームの上下・前後の向きの入れ替えを容易に行える様にして欲しい。」と現場からの要望を出し、デザイナー・設計に対応を行って貰いました。

提案・対応

アームの長さによって変わるセット位置、他の加工機との干渉に配慮し、搬送台車・セット位置・検査作業台の3点を捉えた動線の確保がポイントと考えました。そこで、作業者との話し合いをにより設置レイアウトを確立できました。又、難問であった「アームの向きの入れ替え」については、設計-技術検討会の中から「ベルト内を回転させてみては」という妙案が生まれ、上手く解決を図る事ができました。 更に、現場からのリスクアセスメントによる要望事項を付加したラクラクハンド仕様で、安心して作業を行う事ができる仕様を創り上げる事ができました。 設置後の作業確認時に、「作業性・安全性がより良くなり、更に作業がラクラクになった」という作業者からの評価も得られました。

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